2022年冬、病気が判明した後に、習いたかったラグビーを習うことは難しい事を息子に伝えました。その時の息子の反応は「わかった。」でした。元々ラグビーを好きになったのも、両親ともにラグビー好きで小さい頃から観ていたスポーツがラグビーだけだったからかもしれません。ラグビーができないとわかってもワールドカップを観て泣いたり、笑ったりとラグビー観戦を楽しんでいる息子の姿が愛おしく感じました♡
スポーツに関しては受動的な息子が、2023年3月にWBCで日本選手の活躍にとりこになり、野球が大好きになりました。そして、初めて自分から「僕 野球やりたい!」と言ってきました。その時の私がどれほど嬉しかったかを文章に表現するのは難しいぐらい嬉しかったことを今でも覚えています。
まず、近くの少年団で体験をさせてもらいました。息子は楽しそうに、一生懸命やっていました。体験が終わった後、キラキラした顔で「お兄さん、お姉さんが優しくて、楽しいから習いたい!」と言いました。病気がなければ、即答で「うん、いいよ!」と言ってあげたかったです。でも、親として客観的にみると、2時間の練習は大変そうだったし、身体への負担も心配、周りの団員にも迷惑をかけてしまうかもしれないと思うと答えを濁すしかありませんでした。
そのあとに一度、息子には身体への負担が大きいから習うのは難しいかなあと、やんわりと伝えたことがあります。それでも、息子は、時々「野球やりたい!」と言ってきます。それは前に話した事を忘れてしまっているのか、覚えているけど、習いたいから言い続けてくるのかはわかりません。
息子のやりたい事をやらせてあげられないのは親としてとても辛いし、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。この1年、そんな感情の繰り返しです。だからこそ、息子の気持ちにもちゃんと寄り添っていかなくてはいけないと思っています。時間をかけて本人が納得できるような着地点を見つけられたらなと思います。
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